玄関ドア、インターフォン更新など 2回目大規模でグレードをアップ

Hマンション大規模修繕工事

築23年目での第2回大規模修繕工事は、玄関ドア、インターフォンの更新、エントランス入口にスロープを新設、エントランスホールに宅配ボックスを設置するなど、グレードアップを加えた工事となった。
工事の推進係として輪番制の理事会の下に修繕委員会を設置。建築と住まいに詳しい委員の協力を得て住民へのアンケートを実施し、意見交換と調整をすすめた。
玄関ドアやインターフォンの更新では、2重ロックやカメラ付など防犯性能をアップ。エントランスのスロープ、宅配ボックスは将来訪れる住民の高齢化を考えて採用した。管理組合理事長は「住民の声をきちんと聞いたうえで、どうせやるなら全部やろう」と合意形成ができていったという。すべて積立金会計で賄い、各戸からの一時金も借入金もない。
Hマンションの施工は、吹き抜け部分が各所にあって足場が組みにくく、海が近く風が強いので養生に苦労した。今年は梅雨の中、台風も発生したことから最終段階で工期が1週間延びるなどの影響もあった。
とはいえ、工事がはじまれば「すべて施工者(イワサ&M’s)にお任せでね」と理事長。
「現場代理人の水口さんの反応が早いし、何かあればすぐ報告もあるし。私たち工事の素人は、工事がはじまったらプロに任せておけばいいんです」
今後の検討課題はサッシ回り。やはり海が近いこともあって、金属の劣化が目立つという。網戸の交換などを管理組合主導で検討していく予定だ。

施工前のエントランス入口前

エントランス入口部分にスロープを施工中

施工後の新設スロープ

全戸玄関ドアの交換施工中

エントランスホールに宅配ボックスを設置

建物内には各所に吹き抜けがあり、足場の
設置にも工夫が必要

お話をいただいた管理組合理事長(右)と
イワサ&M’sの水口直樹現場代理人

工事データ

○工事名/ Hマンション大規模修繕工事 ○建物概要/ 1990(平成2)年6月竣工・RC造・1棟・6階建て・52戸 ○発注者/ Hマンション管理組合 ○主な工事内容/共通仮設(現場事務所、資材倉庫、廃材仮置場の設置等)/直接仮設(足場・メッシュシート養生等)/下地処理/共用外部塗装/屋上、ベランダ防水/スロープ新設/玄関ドア交換/インターフォン交換/その他 ○工期/平成25年2月25日~平成25年6月30日