敷地内公園を現場事務所に 工事後は駐車場など有効活用を模索

スターフィールド海老名大規模修繕工事

基本的にはオーソドックスで一般的な築10年超の1回目のマンション大規模修繕工事。ただし、マンションは十人十色であり、物件ごとの課題はさまざまであることがわかる。
スターフィールド海老名では、立地条件か天候のためか、風の強い日が多かった。風速10mあると、安全管理の面で危険を伴う。このため、足場の組み立て、工事後の足場の解体で1日ずつ作業の中止が生じたレアなケースとなった。
次に、敷地内にある公園の遊具を撤去して、現場事務所や作業員の詰め所を設置した。実は遊具の老朽化や小さな子どもの減少で、工事後は公園としてではなく、管理組合では別の用途を模索している。
あふれている駐輪場の問題や、メンテナンス費用が重くのしかかる機械式駐車場から自走式への変更など、敷地の有効活用を検討していく予定だという。
最後は建物躯体の状態がよかったこと。修理を必要とする見込み設計数量よりも実際は少なかったため、施工会社からの提案でもともと工事仕様に含まれていなかった階段床を滑りにくい塩ビシート(タキステップ)加工にするなど、住民にとってはうれしい誤算もある工事となった。

工事データ

○工事名/スターフィールド海老名大規模修繕工事
○建物概要/ 1999(平成11)年2月竣工・SRC造・地上11階・161戸
○発注者/スターフィールド海老名管理組合
○主な工事内容/共通仮設/シーリング/躯体改修/タイル改修/外壁等塗装/防水/鉄部等塗装/その他改修
○工事期間/ 2011年2月1日〜7月31日