「あのマンションで暮らしたいと 思われるように」

エステ・シティ船橋大規模修繕工

エステ・シティ船橋管理組合は1月30日、近郊から10管理組合を招いて工事見学会・交流会を開いた。
現在、エステ・シティでは築60年以上を視野に入れた建物の長寿命化の観点から、とにかく品質にこだわった工事を進めている。
 主要工事の材料の保証期間を延長する(アスファルト・ウレタン防水、シーリングを15年、タイル・コンクリート補修、雨がかり外壁塗装を10年など)ことで大規模修繕工事の周期を12年程度から15年以上に伸ばし、建物のライフサイクルコストの軽減を目指すというのだ。
保証期間の延長はきちんとした施工を行うことが大前提。工期6カ月の計画を少数の職人が建物全体を受け持つことで8か月予定とし、万全の施工体制で品質を確保する。
「どの人からも、あのマンションで暮らしたいと思われるようにしたい」と理事長。工事にかける思いをそう話していた。

工事データ

○工事名/エステ・シティ船橋大規模修繕工事 ○建物概要/ 1995、96年竣工・610戸(全5棟のうち工事は壱~参番館・357戸およびコミュニティセンター棟が対象)・SRC造・15階建て ○発注者/エステ・シティ船橋管理組合○主な工事内容/共通・直接仮設/躯体・下地補修、洗浄等/防水/内外壁・天井塗装/鉄部他ボート、塩ビ類塗装/エントランスリニューアル/その他付帯 ○工事期間/ 2010年8月23日~ 2011年4月30日(予定)